智です。ごきげんよう。
今日は、智の心に沁みたとあるご婦人の親切の話です。

今日は、午前中に家から30分程のところで用事があったのでそこに行って、帰り道の途中にあるショッピングモールのフードコートでお昼ご飯を食べ、さらに途中にある図書館に行ったのです。
お昼ご飯中にも、隣の席のご婦人に「可愛いねぇ」って声をかけてもらったり、図書館でも2人くらいやっぱり「可愛いねぇ」って声をかけてくださったご婦人がいて、智はちょっとルンルンでした。

でも、絵本を含めて10冊の本を選び終える頃、咲久楽が智の持ってる本を読みたくて癇癪を起したのです。
その前にも本棚に並んでいる本を取って、なかなか返してくれず一度癇癪を起していたので、咲久楽のストレスもたまっていたのでしょう。
大きな声で泣いてしまうので、最初の時はトイレに連れて行ってなだめてから貸出カウンターに向かったのですけど、二度目は図書館員さんも貸出処理を急いでしてくださってて、とりあえず借りたら急いで出よう!みたいな感じでした。

その時、年配のご婦人が近づいて来て、咲久楽の手に何かを握らせようとしてくれたのですけど、それがこちら。

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中に五円玉が入っているイチゴの飾り。
「ママが困ってるよ」と、優しく話しかけてくださって、人見知りをする咲久楽は最初はびっくりしてたみたいだったけど、その飾りを手に握ると落ち着いて泣き止んでくれました。
「これもご縁だからね」とおっしゃって去って行ったその方の優しさが心に沁みて、帰り道、智は泣きながら運転していました。
外出先でドアをホールドしてくださったり、いろんな親切にあずかることはあるのですけど、泣くほど嬉しかったのは、今日のこの一件かな。

家でもかなりの時間、絵本を眺めて過ごす咲久楽だからこそ、智が持っている本を読みたくて癇癪を起したのはわかっているのですけど、静謐を保つ場所っていうのもあって、早く泣き止ませなきゃと、こちらの緊張もMAX。
そんな時に、差し伸べられた手は、ほんとにありがたいものです。
ちなみに帰り道、チャイルドシートの咲久楽は、しっかりとイチゴのご縁玉を握りしめたまま寝てしまいました。

これから長く続きイヤイヤ期なんですけど、このイチゴのご縁玉をお守りがわりにバッグにつけておいて、咲久楽が癇癪を起した時には握らせてあげようと思いました。
咲久楽の気をそらすために、そして、智の緊張を和らげて、咲久楽に対応出来るように。

それでは、またね~♪